Ohnanin Suomiyhdistys on 21. Japaniin perustettu Suomi-ystavyysyhdistys.
おおなんフィンランド協会は、フィンランド共和国と相互の友好交流活動を行い邑南町の健康増進、地域活性化に貢献し、新しい地方創生を実現することを誓い、ここに設立を宣言します。
<会長挨拶>
邑南のおもてなしをフィンランドに、
フィンランドの力を邑南に
この度、島根邑南町にフィンランド共和国の友好団体「おおなんフィンランド協会」を町民の皆さん、関係の皆さんと一緒に設立しました。
設立準備の段階でいろいろの方に相談しましたが皆さん口をそろえて『いいところに目を付けたな』という返事でした。ほんとにフィンランドという国はこの邑南町が目指している『子育て日本一』の先進国でもありますし、邑南町と同じように森林が約75%を占めている国でもあります(邑南町は約85%が森林)。設立総会の時、林業に関する産業関係もフィンランドと一緒にできるようにとのご要望もありました。フィンランドのいいところは全て吸収するという気構えで活動したいと思っております。また、 サンタクロース、ムーミン、オーロラなど夢のある国でもあります。
「邑南のおもてなしをフィンランドに、フィンランドの力を邑南に」をモットーに、まずは2020年東京五輪・パラリンピックのホストタウンとして,フィンランド共和国のゴールボール選手の受け入れが実現するよう協力してまいりたいと思っておりますし、フィンランドとの交流により元気ある邑南町創生の礎になっていきたいと考えております。邑南町盛り上げ隊です。
皆様方のご協力,ご支援をよろしくお願いします。
平成28年8月11日
おおなんフィンランド協会会長 神田恵介
<町長挨拶>
おおなんフィンランド協会の設立、おめでとうございます。
邑南町は、まち全体がムーミン谷のようなところです。本当に幸せなまちです。平和なまちです。想像力いっぱいのまちです。
そのまちが、フィンランドのホストタウンとして、今以上に誰もがもっともっと幸せになるためフィンランドとの交流を深めていきます。
協会の皆さまの一層のご支援、今後ともよろしくお願いします。
平成28年8月11日
邑南町長 石橋 良治
<荻原健司(オリンピック金メダリスト)特別顧問メッセージ>
フィンランド協会の設立により,フィンランドとの友好が深まり、町民の皆さまも、グッとフィンランドを身近に感じられることでしょう。
邑南町の盛り上がり、嬉しいですね!
今後、益々発展していただけるよう、お手伝いしたいと思います。
<海老名真綾(ノルディックウオーキングナショナルコーチ)特別顧問メッセージ>
早速8月より、邑南町とフィンランドとの交流が始まるとのこと。
今後素晴らしい関係が築けますよう、お祈りいたします。
今後ともどうかよろしくお願い致します。
<マヌ・ヴィルタモ(フィンランド大使)メッセージ>
この度は、おおなんフィンランド協会の設立おめでとうございます。
私が日本を発つ数日前に、島根県で新しく21番目の友好協会が発足したことは、私のこれまでの在職3年間を喜びで締めくくる素晴らしいニュースでした。
75%を森が占める邑南町とフィンランドは、何か似たところがあるように思います。
また、私は、あなたの町の多くのメンバーが、熱心にノルディックウオーキングに取り組んでいることに感謝しています。
フィンランド大使館は、邑南町が日本での友好協会のネットワークに加わることを喜んで歓迎いたします。
私たちは、両国の人々の交流が促進されることを楽しみにしております。
平成28年8月15日
(※この後、ヴィルタモ大使は平成28年9月で任期が満了し本国の方に帰っておられます。)
<早川治子(日本フィンランド協会理事長)メッセージ>
来年はフィンランド独立100年記念の年になります。沢山の行事があると思います。
そんなことも含め、皆様と情報を共有する機会になれば幸いです。
私どもの協会は法人格を持った一番古い協会です。お役に立つことがあれば、協力させていただくつもりでおります。
折角できた協会です。ぜひ創立の意思を大切にされ、会員の方々のためになるお仕事をされますように、貴協会のますますの発展をお祈りしております。
平成28年8月22日
設立趣意書
おおなんフィンランド協会設立準備会
邑南町は、2020年東京五輪・パラリンピック選手合宿誘致のホストタウンとして国から認定されました。
現在、誘致対象を北欧フィンランド共和国のゴールボール(パラリンピック)選手を照準に交渉しております。
今般、ホストタウン構想の応援団としてフィンランド共和国友好団体「おおなんフィンランド協会」を設立することとしました。
フィンランド共和国は教育、福祉、雇用といった指数に基づく人的資源に於いて世界第1位にランクされています(フィンランド基本情報誌)。また、サンタクロース、ムーミン、オーロラなど夢のある国でもあります。
フィンランド共和国と交流することによる邑南町のメリットは大きなものがあります。
おおなんフィンランド協会は、フィンランド共和国と相互の友好交流活動を行い邑南町の健康増進、地域活性化に貢献し、新しい地方創生実現に寄与してまいります。
組織
Organisaatio
おおなんフィンランド協会は会長の下に副会長(会長代行、企画・事業担当、友好親善担当、事務局担当)4人、会計1人、会計監査2人、理事11人、それに事務局長、事務局次長を置いています。
それに特別顧問として荻原健司氏、海老名真綾氏、長谷川憲正氏、長谷川あつ子氏の4人、そして6人に顧問を願いしています。
実際の活動は4つの委員会を置き当面の活動として、次のことを目指します。
<地域健康づくり委員会>
Alueen asukkaiden terveyden kehityslautakunta
地域の健康づくりのためフィンランド発祥のNWなどを普及推進し『ノルディックウオーキングのまち 邑南町」を実現する。
<フィンランド教育文化研究委員会>
Suomen koulutuksen ja kulttuurin tutkimuslautakunta
フィンランドの教育、文化、などを研究し、フィンランドのことを邑南町に紹介する。
<子育て福祉委員会>
Lapsiperheiden tukipalveluiden lautakunta
邑南町版育児パッケージ、ネウボラを実現する。
<フィンランド友好親善委員会>
Suomi-ystavyystoimintalautakunta
国内におけるフィンランド友好団体、フィンランド共和国の日本友好団体との友好親善を図り、姉妹都市を実現する。
会則
第1条(名称)
会の名称は「おおなんフィンランド協会」(以下「協会」という)とする。
第2条(事務所)
協会の事務所は、島根県邑南町に置く。
第3条(目的)
邑南町民並びに会員とフィンランド共和国民とがスポーツ、子育て、教育、文化、福祉を通じて相互理解を深め、国際交流、友好親善を図ることを目的とする。
第4条(企画事業)
次の企画、事業を行う。
@ 子育て、福祉、教育,文化の充実したフィンランド共和国の情報収集
A ノルディックウオーキング発祥の国としての健康づくりの普及推進
B 2020年東京五輪・パラリンピックに向けフィンランド共和国のゴールボール応援及び支援
C 邑南町版の育児パッケージの実現
D フィンランド共和国及び日本国の友好団体との交流、親善
E フィンランド共和国との友好姉妹都市の実現
F その他目的達成のための事業
第5条(会員)
@ 会員は、第3条に掲げる本協会の目的に賛同する志を持った個人及び団体とする。
A 入会は、原則として会員1人以上の紹介による。
第6条(顧問、特別顧問、特別会員)
フィンランド共和国在住またはフィンランド共和国に造詣がある等で会長が認めた者を、顧問、特別顧問または特別会員とすることができる。
顧問、特別顧問、特別会員には、会長が委嘱する役割の他、フィンランド共和国に関わる情報等の提供をお願いする。
第7条(役員)
会 長 1名 (協会を総括する)
副会長 若干名 (会長補佐し協会運営を統括する)
理 事 若干名 (協会を運営する)
事務局長 1名 (協会の事務を総括する)
会 計 1名 (会費、寄付金等の経理を担当する)
会計監査 2名 (会計を監査する)
第8条(組織)
@ 活動組織として、地域健康づくり委員会、フィンランド教育文化研究委員会、子育て福祉委員会、フィンランド友好親善委員会の4つの委員会を設ける。
A 各委員会には委員長1名、副委員長若干名を設け、委員長は委員会の活動を企画・推進・統括する。
B 委員会の新設、廃止は役員会で定める。
第9条(役員会)
協会の運営は第7条の役員をメンバーとする役員会が行う。
役員会には顧問、特別顧問、特別会員も出席することができる。
第10条(会計)
@ 会員への通信費等にあてるため、必要な経費を入会金及び会費として徴収することができる。
A 協会の会計は、入会金、会費、寄付金及びその他の収入をもってあてる。
B 会員の会費徴収額は個人会員、団体会員別に別に定める。顧問は個人会員とみなす。高校生以下は会費を徴収しない。
C 会計年度は、4月から3月とする。
第11条(その他)
@ この会則に規定がないこと及び協会運営に疑義が生じたときは、会長が役員会に諮り決定する。
A 緊急を要する事項は、会長が決定し事後報告とする。
B この会則の施行日は、平成28年8月11日とする。
各委員会の委員長、副委員長決定(平成28年10月1日)
地域健康づくり委員会 委員長 鳥居清枝 副委員長 宮田博
教育文化研究委員会 委員長 森脇義博 副委員長 南原慎人
子育て福祉委員会 委員長 金山峰子 副委員長 荘田恭仁
友好親善委員会 委員長 村田正明 副委員長 平野一成
当面の活動方針
1 基本的な目的は、第3条に表現したフィンランドとの友好親善とする。
2 当面は、2020年パラリンピックゴールボールフィンランド選手合宿誘致のための応援団活動を、主として邑南町教育委員会東京パラリンピック合宿招致推進室(以下「パラ室」という)と一緒に行うこととする。
※「応援団活動」とは、フィンランドから見て邑南町はフィンランドに好意的で理解のある町だと思っていただける活動。
3 邑南町は国からホストタウンとして認定されているので、フィンランド関係企画はパラ室の企画として一緒になって行う。または協会が町から委託を受けて行うこととする。
4 NW活動はおおなんノルディックウオーキングクラブが地区別戦略実現事業(井原公民館)として既に全町的に行っているのでこれを継続する。
5 29年度以降は戦略実現事業としてパラ室と調整し予算立てを行う。事業計画も作成する。
会費は原則として一般事務的経費に充てる。
6 2020年には、NPO法人化をすることを目標をする。
それまでは事務局はパラ室に置く。