神田会長が「フィンランドはオーロラとかムーミン、サンタクロースのように夢がある。夢のある楽しい邑南町、生き甲斐の生まれる邑南町になるよう協会活動を続けていきたい」と挨拶し、石橋邑南町長、元フィンランド大使の長谷川憲正氏、出雲フィンランド協会石飛副会長の3人からお祝いの祝辞をいただいた。
日本フィンランド協会などたくさんの方からメッセージをいただき、
駐日フィンランド大使ユッカ・シウコサーリ氏と特別顧問荻原健司氏からのメッセージが披露された。
駐日フィンランド大使からは
「・・・・・・おおなんフィンランド協会以上の熱意を持って活動している協会は他にはないでと思います。
貴協会は明らかに活発であり、多くの熱心な会員がいます。特にノルディックウオーキングという形で運動に大変力を注いでいらっしゃるのは素晴らしいことです。
また、2020年パラリンピックのトレーニングキャンプ地となるよう積極的なプロモーションをされています。
邑南町とフィンランドには多くの共通点があります。冬には雪が多く降り、美しい森がああり、自然を愛する住民がいる。
また、3人の子どもの父である私は「子育てに最適な場所」という邑南町の目標に感銘を受けています。前にお約束したとおり、いつか邑南町を訪問するつもりです。この度は創立1周年という大切な記念日に訪問することができずにとても残念です。
12月6日にフィンランドは独立100年を祝います。私たちは邑南の地に活発な友好協会が生まれたことを非常に嬉しく思います。
日本とフィンランドの関係を更に深めるため皆様がされてきた活動、またこれからされようとしている活動に暖かいエールと感謝の気持ちをお伝えします。」
との激励をいただいた。
おおなんフィンランド協会は4つの委員会で活動しているが,それぞれの委員長からこの1年の活動報告が写真を交えたパワーポイントで行われた。
「おおなんフィンランド協会この1年の歩み」の8ページの写真を含んだ小冊子も配布された。
参加者からは「フィンランドの日とかフィンランド村など早期設立など積極的に取り組んだらどうだ」との建設的な激励質問もあった。
第2部 記念講演会
「Suomesta Japaniin 〜フィンランド事情と日芬交流〜」 国際交流員アーロ・ハーヴィス
8月から邑南町の国際交流員として赴任したアーロ・ハーヴィスト氏が、日本人より上手な日本語でパワーポイントを使用し写真などを使い分かりやすくフィンランドのことについて話してくれました。
・最近は小学生から外国語はもちろんプログラミングが加わった。
・日本の風呂もフィンランドのサウナは何も付けずに裸のつきあいができる。サウナの中ではルールがあり、人間関係がよくなる。サウナ外交もある。サウナは身を清める,心をきれいにするという意味もある。
・ムーミンも絵本のムーミンと日本に入ってからのアニメのムーミンは違う。アニメの日本のムーミンは楽しい顔をしているが絵本の中では深刻だ。
・昔のサンタクロースというのは山羊の角をかぶり家に上がり込み酒を飲んでいた。
・日本には島が多いというがフィンランドはもっと多い。大きな湖があり島がたくさんできている。
・「日本ではヒグマがよく出るが」という質問に、フィンランドでは熊は全体的に少ない。
人里には出てこない。フィンランドでは悪い動物はいないという伝説がある。
フィンランド人だから話せるフィンランド事情のめったに聞けない興味ある話でした。
第3部 おおなんフィンランドの夕べ
フィンランドに向けてみんなで一直線 大いに盛り上がる